Saturday, March 28, 2009

SPRING IS HERE!


無事にTEXAS~NYCの旅から帰国致しました。
まだまだ時差ボケと緊張の毎日から解放された安堵感からか、身体が溶けたような状態です。毎日更新は来年度4/1から復活します。

まぁ、旅での経験の密度が濃すぎて読書モードになんてなれないってのが正直なところですが。

春ですね。

chabe

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Wednesday, March 18, 2009

FLIGHTEN UP!


無事、オースティンに到着。
24時間移動したくせに、日付も戻ってフリダシっぽい。
アメリカ、行きは得した気分。
帰りは1日損するんだろうけど。

できるだけデイリー更新を以下でしようと思っています。
http://cubismograficofive.blogspot.com/

「ティファニーで朝食を」
サンフランシコからオースティンの間で読了。
どうしてもオードリー・ヘップバーンの顔が出てきてしまう。
作者の意図とは反するだろう。
面白かったけども。。。

chabe

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Tuesday, March 17, 2009

#76 (17.MAR.2009)


ティファニーで朝食を / トルーマン・カポーティ 村上春樹訳
平成20年ver
(定価)

機内でこれを読もうと思ってます。

明日からの本も自動更新でUPしようかと思いましたがやめました。
このBLOG、約10日ほどのお休みです。

行ってきます。

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Monday, March 16, 2009

#75 (16.MAR.2009)


旅人たちのピーコート(文庫ver) / 蔵前仁一
2001年
(どこかの古本屋105円)

旅に頻繁に行かなく(行けなく)なって久しいけども、明日からアメリカに行ってきます。テキサスのオースティンとニューヨークというもの凄いコントラストついた2つの都市なので楽しみです。

ちょっと前にお風呂の時だけに読んでいたこの本にもニューヨークを歩き回った事など書いてあったので気分がジワジワと盛り上がってきた。
バックパッカーには今更なれないけれど、お邪魔しますという謙虚な姿勢で旅人になってこようかと思っています。

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Sunday, March 15, 2009

#74 (15.MAR.2009)


東京トンガリキッズ / 中森明夫
1987年(2005年文庫化)
(定価だったと思う)

うわ〜。うわ〜。
確か、高校三年の時にこれの最初の単行本買ったなぁ。

特に東京に憧れていた訳ではなくたまたま上京したような僕だったけど、東京に来て初めて地下鉄に乗った時は「赤坂見附で乗り換えて」の事を考えてドキドキした記憶がある。丸ノ内線の電気が一瞬消えるのも「本当だったんだぁ」なんて思った。ツバキハウスやピテカンという所に行ってみたかったがクローズしてたっていう話はまんま僕にあてはまったし。

最近、トイレに置いておいたらすっかりトイレに長居してしまっていた。今となっては恥ずかしいような短編集だけど、自分が東京に来てから2,3年の事を濃密に思い出せる本という事がわかった。

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Saturday, March 14, 2009

#73 (14.MAR.2009)


山口瞳 江分利満氏の研究読本
2003年
(ビビビ古書700円)

ひゃほ〜!
電車で読むのに最適!

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Friday, March 13, 2009

#72 (13.MAR.2009)


たくさんのふしぎ キッピスの訪ねた地球 / 新宮晋
1994年
(頂き物)

最近気になっていた福音館書店によるこども向け絵本。
内容が凄く良いものがあり、コレクターぽい人も存在するという。

昨夜、京都恵文社の店長堀部氏に頂いたものですが、この「たくさんのふしぎ」をセレクトし僕にプレゼントしてくれる彼との食事はとても楽しかった。この児童向けにしては哲学的な絵本と同様に、解りやすくも深い話を聞けました。同席した小谷君もやはり面白い。

ありがとう!

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Thursday, March 12, 2009

#71 (12.MAR.2009)


非戦 / 監修 坂本龍一
2002年
(BOOKOFF 100円)

渋谷ブックオフの1階、入ったところすぐの100円コーナーが熱い。
熱過ぎる。
昔、ディスクユニオンの本日入荷のとこだけを毎日見に行ってた事を思い出しながら、頻繁に覗くようにしている。安過ぎる。

911後の各界の著名人が語った反戦コメントや寄稿した文章などをまとめたこの本、100円ならば買って友人に配りたい。

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Wednesday, March 11, 2009

#70 (11.MAR.2009)


ことばを中心に / 谷川俊太郎
1985年
(頂き物)

先日行った宇都宮で友人であり苺農園を経営しているマサシ君から頂きました。彼には時々しか会えないけど履いているクツが同じだったり、興味の対象がいつも近いとこにある。僕と同じような事を考えている人だ。
この頂いた本。
ちょっと飛び上がるほど嬉しかった。
僕も1枚しか持っていないレコードをよく人にあげたりしてしまうのだが、そういうところまで似てるような気がする。

谷川氏が語る邦子さんの話、良い!

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Tuesday, March 10, 2009

#69 (10.MAR.2009)


コーヒーテーブル・ブックス / 堀部篤史
2007年
(頂きました)

京都、恵文社一乗寺店、店長堀部氏によるビジュアルブックの楽しみ方23通り指南本。というより随筆かな。何事に対しても常に絶妙な距離感を持てるのはどこかしらクールな面を持つ生粋の京都人だからなのか。
呑むと熱くなるのがこれまた憎めないところです。
この本、コリータ・ケントという人を取り上げているだけで素晴らしいと言い切ります。

4月にCUBISMO GRAFICO RIOT展を恵文社でやらせてもらいます。
なにかしら面白い事やります。
http://www.keibunsha-books.com/gallery/index.html

4/14(火) から4/27(月)
恵文社企画展
THESE BOOKS ARE MADE FOR WALKIN'
CUBISMO GRAFICO RIOT EXHIBITION 2009 SPRING

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Monday, March 09, 2009

#68 (9.MAR.2009)


極め道 / 三浦しをん
2007年
(頂き物)

面白い女性による書きなぐり!
共感する事もあれば男性として全く理解できないとこもある。それも含めてとても面白く感じるのは言葉にリズムがあるからかもしれない。テンポ良いのって気持ちよいので。

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Sunday, March 08, 2009

#67 (8.MAR.2009)


チェーホフ・ユモレスカ / チェーホフ 松下裕 訳
平成20年
(BOOK OFF 350円)

#65"滝への新しい小径"でところどころに引用されるチェーホフ。気になったのでBOOK OFFでDIG。まだ途中ですがカーヴァーが引用した理由はもちろん、ルーツ的な魅力も垣間みる事ができる(と感じた)。いわゆる短編よりも更に短いショートショートとか凄く好き。なんていうか、、、洒落てる。
クっとやりたい事をやって短く終わる美学。そういう音楽も好きなので読んでてワクワクしてくる。引き込まれ過ぎて電車乗り越したりする事もないしね。
65個のショート&ショートショート。
読み進めるのがもったいなく感じてきました。

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Saturday, March 07, 2009

#66 (7.MAR.2009)


上岡龍太郎かく語りき / 上岡龍太郎
1997年
(下北沢無人古本屋 100円)

パペポ好きだった。
ナイトスクープ局長は、すぐに泣く西田敏行ではなく、この人でなければならない。
岡部まりと浪速のモーツァルトの間はこの人でなければ...。

パペポの最初頃はウザいおっさんというか堅苦しい物言いする人だなと思っていたが、週を重ねる度にそれがクセになっていったような記憶がある。
なんしかカッコいいと思わせる何かがある人だと思います。

上岡龍太郎をネタにしたラップのリリックを書いた友人を思い出しながら楽しく読みました。

関係ないが弟子のぜんじろうはどこに行ったのだろうか。

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Friday, March 06, 2009

#65 (6.MAR.2009)


滝への新しい小径 / レイモンド・カーヴァー 村上春樹 訳
2009年版
(定価)

遺作詩集。
全く違う性質のものだけど、やはり「#17ガラスの地球を救え」と「#39国のない男」を思い出してしまう。ガンに冒された作家によるこの遺作には胸が締め付けられる。後半は村上春樹さんも「読むのが辛かった」と書かれているが、その通りで切なかった。それでもこの美しい言葉の配列はどうだ。と。
詩は韻文。という事は翻訳では伝わりきれない事も山ほどあると思うので、原書も読んでみたくなった。僕が想像した単語たちはそこに出てくるのだろうか?
原書とこの村上春樹訳を並べて読みたい。

電車に乗って本を読んでいる時に涙が出そうになったのは初めての経験でした。

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Thursday, March 05, 2009

#64 (5.MAR.2009)


パパ・ユーア クレイジー / ウィリアム・サローヤン(著) 伊丹十三(訳)
1988年
(忘れた)

サローヤンはもとより伊丹十三の事も全く興味ない頃になぜか買っていた。なにしろ全く憶えていないのでなんとなく買ったのであろう。もしかしたら誰かが勝手に家に侵入して置いていった本かも知れないとまで思う。

こないだ本棚を漁ってて発見したので読んでみる事にしました。伊丹十三に思い入れも出てきた事だし。

いやぁ、この本凄い。

訳が笑えるほどに凄い。いやくどい。良い意味で。

説明しにくいが伊丹十三好きな人ならクスっと笑っちゃうと思います。

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Wednesday, March 04, 2009

#63 (4.MAR.2009)


キムラの目 / 木村祐一
2006年
(BOOK OFF 300円)

キム兄のライフワークを集めたもの。
息抜きにぴったり。
RECの合間にぱらぱらつまむのに最適。


こないだ東北新幹線でみた、ソレ的広告。
会議→温泉→浴衣で宴会→温泉→朝食→会議→!!
「!!」これなんだ?
翌日の会議の後にいったい何があるというのだ?

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Tuesday, March 03, 2009

#62 (3.MAR.2009)


9 / NURIA POMPEIA
1967年
(パリかブリュッセルの古本屋にて16フランと書いてある)

日本では妊娠してから出産までを十月十日と言いますが、ヨーロッパは9ヶ月のようです。数え始めるとこが違うのでしょうね。この本はその9ヶ月をイラストで追っていく画集。途中から60年代らしいコラージュが出てきて、その辺に魅力を感じて購入した憶えがある。
最後のページが最高なのですが、写真で載せても魅力半減なのでやめておきます。春にある恵文社での個展の際には持っていきますので是非とも観てください。

赤ちゃんって凄いや。

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Monday, March 02, 2009

#61 (2.MAR.2009)


アップルの人 / 宮沢章夫
平成21年
(定価)

MAC POWERでの連載をまとめたもの。
文章のリズムが凄く気持ち良くて昔から好きな方です。
突如、ブっとんだ方向に向かうエッセイ、電車でニヤニヤしてしまう。

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Sunday, March 01, 2009

#60 (1.MAR.2009)


憲法九条を世界遺産に / 太田光・中沢新一
2006年
(どっかの古本屋300円)

#49の辺見庸さんと坂本龍一さんの反定義に近い。
改憲、護憲、いろいろ意見があって当然。
改憲派の言い分に最も多いのは「本当に攻められたらどうするんだよ」でしょうか。それについて葛藤しながらも語るお二人。面白いというとニュアンスが少し違うかもしれないが、一晩で一気に読めたので、やはり面白かったという事だろう。
"憲法九条を世界遺産に"
この発想は素晴らしいと思います。

この毎晩更新も60回目です。
2009年の365日のうち60日が過ぎたという事です。
どうしても夜に更新できなかったり、ネット環境にない場合は予約をして出ます。なんだかとても楽しいです。そうこうしてる内に本に関する取材やコメントとか入ってきて、不思議な気持ちになっています。

まだまだいきます。

どうか宜しくお願い致します。

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