Monday, February 27, 2012

4年に一度の... (29.FEB.2012)

4年に1度の閏年。
夏季オリンピックが開催される年。
こち亀で言うとこの日暮熟睡男(ひぐらしねるお)が登場する年。

宇宙の細かい事を考えはじめてしまうとどうしたって眠くなるので詳しい仕組みにはあまり突っ込みたくないのですが、閏年を作った昔の人は本当に凄いと思います。1年を365日と決めた人間の知恵、そしてそれが4.129年に1日の割合で狂う事を突き止めた人間の知恵。
あぁ、ダメだやはり気が遠くなってしまう。

僕が夜の人間だからか天体にとても興味がある。
月や星、そして紺色の夜空。
でも、、、
それがどれくらい僕の場所から離れているのだろうかと頭をよぎった瞬間に気が遠くなって眠くなる。ホーキングさん、ハップルさん、そして二十億光年の孤独さん、ごめんなさい。
こう書いている間にも宇宙は膨張し続けている。
「すごいなぁ〜!」しか出てきません。
小さい星にひしめき合って生きている動物の1匹としての感想がソレ。
でも、、、
宇宙から見たら地球上の揉め事なんてアホみたいにミクロなんだよなぁ。「そんな揉め事なんて今すぐにやめちゃえ!」と小学生レベルの言い方もしたくなるってもんです。
助け合っていきませんか、と。
「絶滅の危機に瀕している動物の生活には相互扶助が見られる」
動物学者でアナーキスト、ピョートル・クロポトキンの本に書いてありました。
訳者である大杉栄の文章も面白い。
困っている時は助け合いましょう。の精神ですね。
それを歪めて使う人もいるので注意が必要な今の日本ですが、地に足をつけて活動する方々を応援し、自分も参加していきたい。なんて思います。
自己満足する為の偽善じゃないか!なんて意地悪言われても、「あぁ、そうかもしれませんね」と答えます。やった事の結果には善も偽善も関係ないのですから。
おっと、宇宙から話がだいぶ逸れちゃいましたね。

3/4に福島の地元主催の小さな音楽フェスに行ってきます。
フリーライブ形式です。
秋に会ったみなさんと再会できるのを楽しみにしています。
森合で出会ったこども達、元気にしてるかな。
外で遊ぶ時間に制限ができてしまったヤツラと何か面白い事をしようと思います。

このブログも2月の頭から始めて1ヶ月続ける事ができました。3割打率の方程式でのんびりと書き綴っていこうと思っています。無理な時は「美味しいモノ」ストックに頼りますので、何やら良い匂いがしそうな写真と文章の時は「あ、お忙しいのね」と思ってください。その通りなので。

いつもありがとうございます。


chabe

大人はわかってくれない (28.FEB.2012)



海王星・月・太陽が一直線にならび大きなものの終わりと始まりとされる2012年の2月22日の魚座の新月の夜、ピアスの穴をあけました。まったく42歳になった早々アホかと我ながら思いますが、全てはタイミング、抗ってみるより偶然やって来てしまった機会をやり過ごすのは面白くない。
そんなこんなでポチっとね。

PHINGERINというブランドをやっている友人バヤシコから購入したAマークのネックレス、それを受け取る時にもう1つくれた小さな箱にそれは入っていた。タイニーなAマークのピアス。
誕生日近い僕への彼からのプレゼントなのだろうか。
でも、、、ピアスの穴ないよ。左耳たぶのホクロをピアスホールだと思ったのだろうか。
とにかく、、、あけろって事?
アナーキーマークだから?
これは彼からの挑戦なのか?
とかグルグルと色々思考した1週間を経て、決心しました。GOだと。

若い頃はチャラい感じがして全く興味もなかったソレ。今も特に興味があるわけではないが、敢えて大人になってからなら面白いのではなかろうか。僕が好きな面白い大人、川勝さん、俊美さん、リリーさんは四十路超えて刺青を入れました。腹を括った記念なのか、そういう行為自体にとても共感できる。というか自分がそういう年齢になったのだろう。
若作りをしたいのではなく、むしろ逆だ。

若気のいたりであけてしまったピアスホールに何も入る事がなくなってしまった大人を沢山見てきた。でも40超えてワザワザあける人はそういない。そんなあまのじゃくな気質も手伝って実行したワケです。
なにしろ、このピアスが可愛いんだよ。全くもう。

2/22に変わって2時間くらいの青山LE BARON。
ロンドンナイトのYU-TA姐さんがピアッサー係。写真係はバロンみさとちゃん。監視役はなんとヒカルさん。よっしゃヤレヤレと見守って頂きました。あぁ、面白い。
直後、その日ライブをしていた俊美さんに見せたところ、
「ちゃんとしてないやつ、やっぱ好きだわ〜」と爆笑されました。
あなたもですよ。と心で思いつつ、儀式は終了しました。

本当にアホですね。

登場人物の皆様、本当にいつもありがとうございます。

THANKS PHINGERIN!!!

chabe

あんよがじょうず (27.FEB.2012)

なんかね、、、
僕がギターとかピアノとかドラムとかを人前で演奏するとか、本当は有り得ないんですよ。ちゃんとしてないんですから(笑)。拙い練習のようなのを観てもらっているのです。
「あ、あいつ、なんかこないだより上達したんじゃん?」
みたいな楽しみをライブに来る時の楽しみの1つに加えてください。
こないだ立っちしたばっかりだったのに、もう歩きはじめたぁ〜!みたいな喜びを分かち合いませんか?僕と。
山口瞳の好きなモノのひとつに「ヨチヨチ歩きの子供」っていうのがありましたしね!

あ、櫛引彩香トリオでの僕の演奏の話です。

思えばこの半年の古川太一のピアノの上達スピードは凄まじいモノがあったと思う。
毎晩、渋谷のHOMEというところで練習していたのです。
何か目標があって動く時の人の凄さを近場で見れた事に刺激を受けて、彼にお題を与えて間違っていなかったと思いました。これから本当にどんどん良くなっていくんだろうな。
KONCOSのライブ、もう観たいもの。

昨夜の440でのライブ、TA-1、ヒロシ、KCが一緒のステージにいてキュンときたよ。
まぁ、策略だったわけだけどもね。うふ。

本当に新しい事を始めたみんなを見続けていきたいと思います。
ハマもアニキも。

全然関係ないけど、こないだ夢でFRONTIER BACKYARDの"TWO"という曲のソロパートをステージ上で突然トランペットで吹いて本番中にTGMXを驚かせてるってのを見ました。なんだろ、このワクワク。そのドッキリ、やらなきゃかな。
四十路手習い。楽器の楽しさよ。

chabe

首もげる (26.FEB.2012)

デビロックナイトでのBACK DROP BOMBの途中、自分の中の何かがプツっと音をたてて切れて、音の洪水の中にいる事に専念してしまった。もう夜のDJも明日のライブもどうでも良いや!って思っちゃったんです。
BACK DROP BOMBはそういうバンドだと思う。
僕の立ち位置はギターのJIN君の後ろなのでJIN君を見ててついつい首を振りながらコンガを叩きまくってしまうのです。
手で直接皮を叩くコンガというパーカッションは叩いていると自然にアドレナリンが出る楽器だ。冷静な時は痛くない。けどウオ〜ってスイッチが入るとついつい痛い領域に入ってしまう。そう!その痛い領域に入った瞬間に人間はそれによる苦痛を軽減すべく脳内に「痛くないよ〜!気持ちええやろが〜!」っていう物質を出す。
多分、それがアドレナリン。あなどれない。リン。(←おいたんギャグ)

しかし、、、
BACK DROP BOMBの新譜はドカ〜ンとかっこよかった。
細かい事言えないくらいに。

僕は自分内にドロドロしたものが溜まった時にはBDBに参加させてもらってスカっと全てを吹き飛ばす。今回も「叩かせて〜!ねぇねぇ叩かせて〜」ってお願いした次第です。

全ての厄をブッ飛ばす。
BACK DROP BOMBはそういうバンドだと思う。

ライブの翌日は首が死ぬ。
BACK DROP BOMBはそういうバンドだと思う。

春のBFSに来て体感してください!

変なリコメンド文章ですね(笑)

chabe (←いま首が痛い人)

THE OCRACY

Saturday, February 25, 2012

首から上を覆う物 (25.FEB.2012)

僕は目の中の黒い部分(瞳)を幼少時代のサッカーで傷つけたらしく、直射日光をガンガン浴びると頭痛を催す事がある。そういった事情もあり夏はサングラスをする事が多いのだけど、そういう時はマスクができなくなる。顔のほとんどを隠す事になるのはどうにも怪し過ぎますしね。
で、、、
そんな話をある日差しまだまぶしい秋の日の移動の時にしていたら全季節限らずマスクを多用するシンガーTGMXが(マスクxサングラス)だった。ふと見回すと(マスクxサングラス)+(キャップ)スタイルのCBMDのたかもっちゃんがいて「ヤベ〜!怪しい!」なんて笑った事がある。

帽子xサングラスxマスク。

これは危険ですねぇ。
コンビニに入った瞬間に監視下に置かれる事うけあい。
怪しい動き1つとれませんよ。

最近、僕はベレー帽を被っている事が多く、更に鼻がクシュクシュする時期なので、(帽子xマスク)スタイルになってしまう事がある。幸い今の時期強い日差しがあるわけでも無いので外出時のサングラスを我慢できてはいるが、コンビニに入る時は唯一出ている目で「怪しくありませんよ僕は」とありったけのキラキラ目をするようにしています。

首から上を覆う物、2つまでにしたいとこであります。


明日はデビロックナイト。
ML~FBY~BDBの3つで演奏させて頂きます。
夜は新宿ROLLING STONEでDJも!
目一杯楽しみます。

おやすみなさい。

chabe

Friday, February 24, 2012

イヌにげるサル (24.FEB.2012)

2012年は僕の周りで色々と新しく始まった事が多いようです。

去年までの事にケジメをつけてやる人。
今までの事もやりながら新しく道を増やした人。
バリバリと一線でやっていた事をパタリとやめてしまった人。

僕はどうだろうか。
あたなはどうですか?

何かを始めた人はソレがうまくいくように頑張って!
実を結ぶのを楽しみにしながら見ています。

あっという間に2月も終盤。
高校生の時の古文の先生が、
1月は去ぬ(いぬ)
2月は逃げる
3月は去る
と教えてくれた。
新年気分が抜けたと思った瞬間から年度末なワケですね。

ボサっとしてるヒマねえす。

本当は書きたい事があるのだが、まだなかなかうまく書けそうにない。現在、寝かしてます。

おやすみなさい〜。

chabe

Wednesday, February 22, 2012

大貫憲章さん (23.FEB.2012)

大貫憲章さんが僕の次の日の2月22日に誕生日でした。
61歳!
最高にチャーミングで素敵な人です。

こないだ大貫さんはイラストレーターで初めて絵を描いてみたそうです。
いくつになっても新しい物事にチャレンジする姿勢は本当にかっこいい。

見習う事がまだまだあります。
いつまでも現役でバリバリやってください。
僕は大貫さんに怒られたりするのが好きなので、叱咤アンド激励いつでもお待ちしております。

あと、、、
昨日会った渡辺俊美さんと岩永ヒカルさん。
30分くらいの間に人柄を感じまくる出来事と超最高の名言を聞いた。
それはある1つの話にも関係するのでまたの機会に書く事にしますね。

それではおやすみなさい。

僕はもう少し梅ヶ丘のスタジオにいます。


chabe

Tuesday, February 21, 2012

コード譜 (22.FEB.2012)

コード譜から広がっていく宇宙。
同じコード譜を見て演奏してもメンバーによってできあがる曲は全く違う。当たり前の事だけどそれってやっぱり凄い事だなって思うのです。

ある仕事で僕がアレンジをし、コード譜を起こし、僕が選んだ大好きなバンドマン達に演奏をしてもらいました。選んだ時点でどういうモノに仕上がるか想像し既にワクワクしてしまうんだけど、実際に演奏してもらうとただのコード譜がブワっと広がりをみせ始め、僕の部屋内だけで鳴っていた音がみんなのモノになる。

つまり、、、
面子を決めた段階で僕の役目のほとんどは終わっていて、あとは好きにやってもらうだけ。その人の音が好きだから。

今日のレコーディングは二日酔いのポンコツの僕を尻目にプロフェッショナルなバンドマン達がどんどん良い仕立てを吹き込んでくれました。僕は前半は半分くらい寝てました。
あの二日酔いの最悪の状態から復活した頃にはキラキラっのベーシックトラックができていました。みんな最高です。
ありがとう!!!


あと、、、
twitterやFACEBOOKで誕生日のメッセージをくれた皆様、本当にありがとうございます。全員に返信できずにすいません。嬉しい気持ちいっぱいです。

音楽や色々な事でお返ししていきたいと思っております。

chabe
あ!BACK DROP BOMB最高でした。
僕もDEVILOCKから合流致します!

FOURTEENAGE KICKS (21.FEB.2012)

あははははは
42歳だってよ〜!
笑ける〜。

まさか自分がまだ音楽を続けてるなんて思わなかったよ。

みんなありがとう。

本当にありがとうございます。

これからも...
いつ死んでも良いってくらいの気持ちで色々打ち込んでいくと思います。
疲れたら少し立ち止まる事もあるかもしれないけどね。

とにかく何かを考える事をやめてしまわないようにします。
それは僕にとって死に等しいので。

真剣になって遊びます。


ˉ̞̭ ( ›◡ु‹ ) ˄̻ ̊

chabe

Monday, February 20, 2012

工夫の凄さ (20.FEB.2012)

今日は茨城県つくば市にあるレストランkitchen Soyaさんで櫛引彩香トリオのライブでした。本当に良い雰囲気でした。少しブギウギなチューニングに仕上がっている生ピアノ、大好きです。
昨日の仙台はライブ前に調律師さんがいらしてくれて、それもまたゴキゲンでした。しかもライブも最後まで観て頂きました。ピアノのチューニングをしているところに出くわすのはなかなか無い事なので嬉しかったです。

さて、、、「工夫の凄さ」です。
何が?

今日のSoyaさん。
ライブ後に振る舞って頂いた軽食の数々が本当に凄く工夫されていて美味しかった。
僕がチキンカツサンドだと思ったモノはどうやらお豆腐のカツサンドだったようです。

人間って凄いなぁって思いました。
豆腐も凄いなぁって。

ごちそうさまでした!
ありがとうございました!
仙台の皆さまも!

本日はお疲れのようなので、これにて。

来週も頑張りましょう。

chabe

Sunday, February 19, 2012

ムルギー詣 (19.FEB.2012)

今週は「ムルギー詣」という言葉が頭のどこかにずっとあったように思う。
風街という単語とセットになって。

川勝正幸さんを送る会で、松本隆さん御本人の口から聞いた「ムルギー詣」という単語にまるで時間が止まったような錯覚に陥った。その日以降、クラっとした目眩と微熱を持ったまま1週間を過ごしたのです。

かつて渋谷の中心だったであろう、道玄坂百軒店。
僕が東京に来た頃は既に廃れてきていたエリアだが、ムルギーはあった。
2012年の今も。

昨日の日記と時代同じく、僕が大学3年になる時の春、1990年の春から109の中のジーパン屋さんでバイトを始めた。そこはいろんなDJやミュージシャンのタマゴ達が働いてる変な職場だったけどバイトをしていた8年間は常に楽しく過ごしたように思う。当時電気グルーヴだった耳夫くんや櫛引彩香さん、更にMARTIN KINOO、クラブスカのDJ、YOSSYもそこで働いていた友達です。一瞬SCAFULL KING/FRONTIER BACKYARDのケンジ君もいた。っていうか僕が忙しくなってヤメる時に替わりに入ったんだっけな?

そこで働いてた時のお昼の選択肢のひとつがムルギーでした。
僕ははっぴいえんどの魅力を知るよりも前にムルギーを詣でてしまっていたのです。

老舗がいまもある喜びを忘れてはいけない。いつそれが無くなってしまうかわからないのです。跡継ぎ問題とか諸々で広島(中の棚)にあったお好み焼き屋、雫が無くなった時は本当に悲しい思いをした。おやっさん、おかみさん元気かなぁ。。。


ムルギー、行ってみて魅力を感じてもらえればと思います。

そんで近所の喜楽やとりかつの事も憶えておいて、いつかそちらにも是非いってみてくださいね。



chabe

Saturday, February 18, 2012

42歳。。。



ここのブログで宣伝は敢えてしないつもりなのですが、、、
42歳になるという事で、、、お許しください。

もしも良かったら一杯呑みにいらしてくださいませ。

chabe

洋食や (18.FEB.2012)

なんでもない洋食屋さんが好き。
なにはなくともお昼時になると地元の人やサラリーマンの胃袋をただしっかり満たすような。

笹塚に1990年から12年間住んでいた。
笹塚内で3度ほど引っ越したのだが、お昼を食べるのは「ロビン」「中華ミスター珍」「ラーメンぜんへい」この辺りをローテーションしていた。ぜんへいは環七沿いに引っ越してしまったが、後の2軒はそのままの場所で変わらずお昼が盛況のようでなんだか嬉しい。商店街の中の定食屋の何軒かはなくなってしまったし、跡継ぎ問題で老舗が無くなるケースをたまに聞いたりします。

つい先日もふとアレが食べたくなり仕事前に笹塚まで自転車で行ってきた。「ロビン」のチキンカツ。
クイーンズ伊勢丹の中の2階にあるロビンはバンドマン、DJにもファンが多い洋食屋さんだ。なんの変哲もないと言っていいと思う。でもロビンが持つ引力は相当なモノで、誰かがinstagramに写真なんぞUPしてしまったら、もうダメ。翌日の予定を少しだけ変更してしまう自分がいるんです。

なんでだろ。

各テーブルにあるパルメザンチーズを大きなチキンカツの上にかかったデミグラスの上にかけて食す。途中でタバスコを少し。
そんな事を考えるともうダメなのです。

今夜(新宿oto)と明日(仙台!)はブログを書く時間がないので「美味しい系」を自動更新でセットしました。あしからずです。。。

良い週末を。


chabe

Thursday, February 16, 2012

におい (17.FEB.2012)

今日の昼、外に出た瞬間に匂いが変わった事に気づいた。
まだまだ寒いんだけど外気の匂いは確実に変わっていく。

だいたい鼻がむずむずしてきたり目がなんだか痒くなる頃に季節の匂いは変わる。これからは一雨振るごとに春に近づいていくんだろうな。
そしたら大好きな沈丁花の匂いがし始めて、いよいよ本当の春がくる。

広島の実家の小さい花壇には沈丁花があった。
決して見た目は良いとは言えないその草花の匂いは、僕にとっては小さい頃の記憶と直結しているようで小学生の自分が土曜日のお昼に帰宅したその瞬間を思い出させ胸をキュ〜ンとさせてくれる。言い方はおかしいけど、どこか昭和の清貧な家庭のイメージがする香り。

匂いの記憶って凄いですよね。

Calvin Kleinが一世を風靡した香水"CK-one"を発売した頃、僕は渋谷のELECTRIC CAFEというクラブで毎週水曜日にDJをしていた。そのクラブにCK-oneのサンプルが置いてあったのでなんとなくつけていたDJが多かった思い出がある。仲くんと一緒にやっていたそのイベントは"SPEED SEVEN"という名前で、時折行う週末スペシャルではLOUIS PHILIPPEやKATERINEを呼んでライブをやってもらったりした。今考えるととても豪華な話である。
こないだ京都でCK-oneの香りがするお香を嗅いだ時、そんな事を思い出していました。一緒にいたTA-1は高校生の頃を思い出すと言ってキャイキャイしていた。同じ香りでも引き出してくる思い出は当然のように別なのだと面白くはしゃぐ彼を見ていました。


夕暮れ時に自転車で帰宅している時に匂ってくる知らない家の夕餉(ゆうげ)の匂いやお風呂の湯気の匂いも、どこかしら切なさを感じさせる事がある。「あぁ、この家は今日はカレーなのかぁ」とか「ニンニクとタマネギを炒めているな、おいしそうだなぁ」とか勝手に思ったりして。
匂いとは関係ないが、うっすらと聴こえてくるピアノの練習する音にも同じような気持ちを抱く事がある。


今は少なくなったけど銭湯の前を通るとフワっと香ってくるあの匂い、大好きだなぁ。

銭湯に行きたい。

おやすみなさい。


chabe

Wednesday, February 15, 2012

いろんたろん (16.FEB.2012)

既存のカルチャーに向けて発射されるネクストボムはいつだって確実なパワーを持っている。そのボムの連続により文化(今やサブカルチャーという名のメインストリームね)は更新を重ね次のレベルに行けるのではないでしょうか。別に無理して次のレベルにいく必要なんてそもそもないかもしれないけれども、こうした物事は誰かに制御できたりするはずもなく、いつの時も勝手に進んでしまう。
もしくは、たった1曲の登場やたった1人の登場でそれ以前とそれ以降とに区切られてしまうような事もある。

まぁ異論他論 (イロンタロンって語呂いいね) いろいろあるとは思いますが、新しく出てきた何かにどう反応するか、それが問題だ。

かつてアンディ・ウォーホールは...
「未来には、誰でも15分間は世界的な有名人になれるだろう(15 minutes of fame)」と発言し、その後、15分で誰でも有名人になれるだろう(In 15 minutes everybody will be famous.)」と言った。
僕の尊敬している音楽家/DJのあの方は...
「一度だけなら最先端になれる」と言った。

そう。本当にそうだ。
気付いたらポップスターになっていた人もいるだろう。
それがハイプだろうがなんだろうができちゃうのです。

問題は続ける事。
脂っこい言い方をするとサヴァイヴの難しさ。
過去の記憶をどれくらい残し、どれくらい捨てて創作活動を続けていくか。

いつだかマスタリングスタジオの待ち時間に読んだ某2人組J-POPバンドの片方の人のインタビューにこう書いてあって愕然とした。
「モチベーションが金で買えるのなら買いたい」と。
え〜!そんなんならヤメてしまえ〜!と正直思いました。まずファンに対して失礼じゃないか!って。
でも、わからなくもない部分もあるといえばある。

僕はやりたい事が多いけど、常にやりたい事が湧き出てくるんじゃなくって時には捻り出してみたりもする。あとはよくわからない事に首を突っ込んだり飛び込んでみる。計算してるようで実は全く無防備な状態で何かを始めるのが好き。
魚座はどうやらそういう人が多いようです。
石井ゆかりさんの本に書いてありましたw。
ほんと、今までよくこんなんでやってきたなと我ながら思いつつ、とにかく周りの人に恵まれているのだなと感謝しております。足を向けて寝れない方角が多過ぎて近頃は立って寝なければならない程です。ふぅ。

僕の先輩達は今でも素敵な活動をされている方ばかり。
僕の後輩達は早くそこをどいてくれと言わんばかりの血気盛んな活動まっさかり。

そんなこんなで
とても刺激を受けて毎日を過ごしております。
次の自分を想像/創造しながら。

もし僕が次に生まれ変わっても日本人ならばよしもと興行でイロン・タロンってコンビを組もうと思っています。すいません。ウソです。

今日はこれから旧友と久々に会ってきます。深夜には酩酊してしまう事が容易に想像できる為、早めに更新しておきます。

おかえりなさい。
おやすみなさい。

chabe

恋のひとこと (15.FEB.2012)

「SOMETHING STUPID」
邦題 "恋のひとこと"
なんて可愛らしい邦題だろうか。

中学生の頃は邦題なんてナンセンスだ、なんて思っていたけどいつからか好きになった。
それは例えばフリッパーズギターの1stアルバムの全曲に付けられていた邦題やカジ君の"SMALL BUT GOOD THINGS"を"ささやかだけれど、役にたつこと"とネタはあるものの訳した事の素敵さ、更にはマジョリー・ノエルの"そよ風にのって"や、ジェーン・バーキンの"想い出のロックン・ローラー"、シェイラの"口笛で恋をしよう"等の秀逸な邦題が気持ちを変えさせてくれたのだと思う。

おっと...
"君の瞳に恋してる"なんてのもありますね。
おっとっと...
ベルジャンパンクには"恋のパトカー"なんてのも。

脱線するとダフトパンクの邦題には驚かされます。
"原点回帰"
"電影国家"
"ピラミッド大作戦"
これらはやはり会議室で決まるのでしょうか?

こうして考えていくと中学の頃に微妙だと思っていた"ハイスクールはダンステリア"や"ロックバルーンは99"も不思議と愛おしく思えてきます。ピストルズの"勝手にしやがれ"もなかなか音に合ってると言いますか...。

そういえばRIDDIM SAUNTERも「洋題/邦題」方式を採用していましたね。あれもとても可愛くて大好きでした。

さて、、、
「恋のひとこと」
ズバリ、大好きな曲です。
この曲の素晴らしさはなんといっても女性ヴォーカルが下のハモリをしている事に尽きます。しかも最初から最後まで。そこがほんまにたまらんのんじゃけぇ。って思わず広島弁になるくらいツボです。
ニコール・キッドマンの抑え気味の低い声、本当に素敵。
女優さんって歌うまい人多いですね。

ヴァレンタインデーでしたのでこんな甘い曲のお話でした。

チョコ食べたら寝る前に...
歯、磨けよ〜。

おやすみなさい。

chabe



Frank & Nancy Sinatra


Robbie Williams and Nicole Kidman


竹内まりや and 大滝詠一


小柳ルミ子

Tuesday, February 14, 2012

打率は3割で... (14.FEB.2012)

毎日更新するようになってから以前読んだ本をまた読み返すようになりました。随筆の類いは本当に勉強になるし面白いのでついつい長風呂したり電車を乗り過ごしたりしてしまいます。

さて、、、
またしてもですが、山口瞳。
先日買った木槿の花に向田邦子が亡くなった時に書かれた随筆がありました。
もちろんマイ向田ブームの時に読んでいたし、知っているエピソードなのですが、今読んでホホ〜っと思ったので今日はそれのお話です。

随筆の名手である山口瞳すらも驚いた向田エッセーのクオリティの高さに瞳さんが思わず邦子さんにしたアドバイスが...
「3割の打率で良いんですよ。毎回面白いと読者がそれに慣れてしまうから...」
だったそうです。
今日はブログに何を書こうかなぁと考えている時にふと思い出したエピソード。確かに面白く書こうとすればする程あざとくなってしまう事があるので、僕も3割くらいを目指して続けてみようかと思っております。
あと、なるべくここでは各種宣伝をしないように心がけています。
なんとなくね。

あと、先日の日記で言いたい内容がよりうまく書いてありました。
ここ

本日はこんな「いなし」とも言える日記でした。

おやすみなさい。

chabe

Monday, February 13, 2012

DAWN (13.FEB.2012)

今日はクラブにガサ入れという腹立たしいニュースで目覚め、夕方ある方を天国に送る会に出席しました。そんな1日だったけど、冬の晴れま、天気の良い中自転車漕いでたら気持ちが良くてスッキリした気分でkit galleryにいました。
天気良いってだけでミクロな幸福感を得たんです。

それでこんなtweetをしました。
「腹立たしい事やら悲しい事はたくさんあるけど今日は天気が良いので気分は良い。僕は簡単にできてるなぁと思う」

その呟きを見た方に「SUNWORSHIPですね」というRTを頂いたので読み返してみました。Cubismo Grafico Fiveの曲で自分で書いた歌詞とはいえ随分前の曲なので忘れていました。
真夏のイメージの曲ですが、季節関係なく読んでください。

2つ目のブロックはクラブで夜遊びするみんなに向けてますね笑。

訳詞だけ載せておきます。
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■SUNWORSHIP
まるでヒマワリの様に太陽を追いかける子供達
すれ違うと洗いたてのシーツの香りがした
夜の虫が泣き始めると彼等はいなくなってしまったけど
プールの塩素の匂いは残っていた

月明かりの下、サングラスをして散歩している子供達
すれ違うとi-podからイカしたリディムが聴こえた
夏の早い太陽が出ると彼等はいなくなってしまったけど
ベースラインだけははっきりと残っていた

太陽は僕の敵?
月は僕の敵?
太陽は君の味方?
月や星たちは君の友達?
いつの時も大いなるものに照らされて僕達は笑っている
わかるでしょ?
いつの時も大いなるものに照らされて僕達は生きている
わかるでしょ?

いつも太陽を崇拝している
いつも月を崇拝している
いつだって満足できるんだよ

一日中、部屋に閉じこもっている子供達
悲しい声が僕の窓とmacintoshに届く
君たちに偉そうに言える事なんて何もないけれど
誰かの言葉で「少年よ、町へ出ろ」ってあるよ
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新しい1週間を良い気持ちで過ごしてくださいませ。

おやすみなさい。

chabe

今日はこの曲を聴きます。

Sunday, February 12, 2012

シンプルに、かつ堂々と (12.FEB.2012)

吉本隆明さんが「原発廃止は素人の暴論であり、人類の文明の否定を意味する。同調する専門家は悪だ」と発言し、都知事がそれを引用し「反原発は人間がサルに戻る事」と発言した。
失敗を繰り返し積み上げてきた科学の結晶、文明の利器を放り出すべきでは無いという理論のようです。

では、その1つの事故のせいで、これから何年もの間、生まれ育った土地に入れない人の気持ちはどうなるんだろう。子供たちの健康状態を犠牲にしても良いと言う事?そんな場所がこの国に何カ所もできていいって言うのか?

政界をサヴァイヴしてこられたお年寄りは流石に口が達者だ。
しんどい社会情勢の時ほど民は強い物言いに引っ張られてコロリと騙されてしまう。

でももうこれ以上、科学の進歩なんているのかな?
充分便利だよね。
これ以上の科学の進歩は「人間を退化させていく便利さ」になるんじゃないか?
電気が足りないなら使う量を減らす生活に変われますって。人間は。
いつでも温かいお風呂に入れるのはとても幸せな事だけど、我慢できる。

もう経済とか科学とか行き着くとこまで来てしまっていると少し考えたらわかる。
そして今それを動かしてる人もわかっていながら止められないから、都知事と同じような事を言い、それに賛同する。

原発の事は今の世代だけの問題じゃない、子供や孫や、そのまた子供に関わってくるこの星の問題。
今こそそれを考える事をする時、いわばチャンスなのではないのだろうか。

僕は人間は少しだけ不便になった方がいいところまできてると思います。

ということで、、、
シンプルに、かつ堂々と原子力発電に関して反対しています。

影響力を持つお年寄りの方々、、、
どうか、未来の為に次の世代にその発言権を譲ってくださいませ。

先日、吉本隆明さんの娘であるよしもとばななさんの日記を読んで面白いなぁと思っていたばかりでした。
だからってどうと言う事ではないのですが...

先の震災から11ヶ月。来月で1年。
うっかり忘れてはいけない事ばかり。
被災地の未来、みんなの未来、色々考えてやっていかなきゃな。


ブログは明日からもまたのんびりと日々の事を綴っていこうと思います。さほど面白い事書けない日の方が多いので期待せず覗いてみてくださいw。

あ、、、
本日の散財はこれ!
池ノ上MIN-NANOに入荷したソックスでした。

今日はこれから川崎CITTAにてFRONTIER BACKYARDのライブとDJ、その後三宿WebでDJです。楽しく音を放出していきます。12日からはkit galleryでバスクベレーアンコールです。

おやすみなさい。

chabe


NONUKES

発言文字まとめ

Saturday, February 11, 2012

恋してるとか好きだとか (11.FEB.2012)

京都の温泉で友人の結婚パーティがある。
その友人は年下ながらも色々な事を教えてくれる僕にとってはとても貴重な存在で、ひとたびお酒を酌み交わすとまた違った人間になったりするとても面白い輩だ。何よりまだ知らない本を教えてくれる。
一年に一度くらいの酒宴をいつも待ち遠しく感じている。
そんな友達。

彼の(2度目の)めでたい席なのです。
(2度目の)←これは余計でしたね。失礼 (てへぺろ)←初めて使う。

本当に行きたい。
行ってヤァヤァと冷やかしたりヤンヤと騒ぎたい。
が、、、
ずいぶんと前に決まっていた都内でのライブとDJの為に断念。
ごめんやで。

京都の温泉から遠くは離れた川崎の地で、おまえさんの事を考えながら爆音でONE MORE TIMEをかけるよ。(2度目の)...だからね(てへぺろ)。

なにより本当におめでとう!



話、ドカっとそれます。

(てへぺろ)ってアホらしいけど悪くないと思いますよ。
じいさんどもに何言われようが「あんたらの時代のガチョ〜ン」もどうなん?「コマネチって?」「もみじまんじゅうの何が面白いんですか?」って切り返せば良いのですからね。
向田邦子は「言葉もお洒落のひとつ」だから下品な若者言葉を疎ましく思っているというような事を書き残してますが、そんなのは30歳超えてから変われば良いと僕は思います。遅かれ早かれいつか気付くもんです。それが恥ずかしいと。
僕も30歳以前はアホアホでしたしね。(今でもか...)

でも知的に見られたいレディースは酔った勢いで言ってしまった!程度にすると良いですよ。多分それだと可愛くみえる、はず、です、から。
(てへぺろ)


chabe


おっと、本当はこの曲を送るね。



ブログのタイトルはこれ。
恋してるとか好きだとか

Friday, February 10, 2012

安もの買いの銭失い (10.FEB.2012)

イタリアのことわざに「うちは安物を買うほど裕福ではない」というのがある。
日本に置き換えると「安もの買いの銭失い」がぴったりでしょうか。

確かに悩んだ末に購入を決めた高価なものはその先ずっと大切に使うように思います。
僕が最近また着ている赤いダッフルコートは英国産のモンゴメリー製で大学生の終わり頃に購入したもうすぐ20年選手。更に今日も使ったグレゴリーのリュックは大学入学と同時に購入した24年モノ。
どちらもレコード買うお金、そして食費とを天秤にかけてエイっ!と購入したものです。

逆にサラっと買ったデイパックは次々に使えなくなっていったし、流行りのラインのコートはいつしか着なくなった。本物の定番ってずっと残る事を長い時間をかけて理解しました。

あ!
でもね、流行りものも好きですよ。勿論。
このTシャツはこの夏だけで着つぶしてやろう!と買ったりする楽しさもファッションや買い物の醍醐味のひとつですよね。

ここまで書いておいてなんですけど、、、
僕は小さな散財をするのが好きです。
「一歩家の外を出たら何か買って帰らないと気が済まない」植草"JJ"甚一さん程ではありませんが、フラっと入った古本屋さんの300円くらいの本とか、なんてことない雑貨屋さんの色が付いたセロテープとか、そういう類いの散財。
まぁ、ズバリ安もの買いの銭失いなんです。実際。
それで、それをすぐ人にあげちゃったりするのも好き。

安物買いとは違いますが、今日はなんとなく帰り道につい寄ってしまう絶好のロケーションにある代々木上原のとても良いセレクトな古本屋さんLOS PAPELOTESさんで2冊買いました。
1つは山口瞳の久々に読み返したくなった本。
もう1つは大好きな編集者である岡本仁さんの新書。

今から、お風呂でめくるのは瞳さんの方です。
岡本さんのはゆっくり読みます。

あ〜、幸せ。

CHABE

Thursday, February 09, 2012

ごちそうさまでした (9.FEB.2012)

タクシーを降りる時に...
「ごちそうさまでしたぁ」と言ってしまう事がある。
今まで完全に言い切ってしまったのは5回くらい。
酔ってる時もあれば素面の時もある。
大体は乗車中にボ〜っとしていて目的地に着いた事すら気付いていないような時。
ふいに「着きましたよ〜」なんて言われて驚いて支払い、おつりを受け取る瞬間にそれは起こってしまうのです。

「ごち..ありがとうございましたぁ」
みたいな未遂は数知れず。


小学生の時、担任の先生に向かって
「かあちゃん」と言ってしまった事もある。
この失敗は案外多くの人が経験しているようで、呑みの話題で出てくると「あるある」みたいになるケースが多い。

あと、、、
高校1年の時の現代国語の授業中、開始してまずは本読みから、、、
先生が「各自、53ページを読みなさい」と言いました。
そこで突如、僕が一人立ち上がって53ページを読みはじめた事がある。
クラス全員が「はぁ?」と僕を見ているただならぬ空気を感じ、先生を見たらば、彼も何が起こっているのか判断つかず驚いてるご様子。自分を含む生徒40名強と先生全ての登場人物の頭の上に「?マーク」がフワフワしている。多分5秒くらい。
とある聞き間違いに気付いた僕は真っ赤な顔で着席し生徒40名強と先生に笑われた。
「各自、53ページを読みなさい」
「ガクジ、53ページを読みなさい」
誰も悪くない。
とても恥ずかしかったけど良い思い出の1つです。
僕はおっちょこちょいなのでこんな事がいくつかあるのですが、またの機会にでも書きます。


おっと、言い間違いの話なのに聞き間違いの話になってた。
「タクシーごちそうさま」に話を戻します。
「ありがとうございました」も「ごちそうさまでした」もお礼には違いないので嫌な気持ちを与える事は無いかと思いますが、言われた運転手さんはどう思うんでしょうかね。
今までの経験だと優しくスルーしてもらっている事しか無いのですが、もしも「おそまつさまでした」なんて気の効いた返しをしてくれる運転手さんに巡り会ったならば、その時ばかりは池波正太郎ばりにおつりを受け取らないとここに宣言しておきます。


っていうか、そもそも言い間違えるなって話なんですけどね。
笑えるエラーならば悪くないかなっていう開き直り日記でした。


chabe

Wednesday, February 08, 2012

雪 (8.FEB.2012)

日本海側の積雪が凄いと聞きます。

今日も小さな子が亡くなるという悲しいニュースを観ました。

本当に毎朝の雪かきなど想像をはるかに超える大変さなのだと思います。

こう書いて己の無力さを感じずにはおれません。

みなさまに暖かい春が早く来ますように......

chabe

Monday, February 06, 2012

いらないものが多すぎる (7.FEB.2012)

タイトルに反してもの凄く小さ〜い話をしてみます。
去年の3/11の震災以降、思うとこあって髪を洗う時のリンスをやめました。
シャンプーだけしてお終い。
(ね、割とどうでもいい話でしょ?)

それまでは絶対にリンスをしないと気持ち悪かったし、ホテルとかで時々当たるリンスインなシャンプーですらも許せない気持ちでいました。
でも、、、
無くて微妙だなぁなんて思ったのは初めの1週間くらいで、それ以降はひとつ手間が省けた事により湯船タイム(読書タイム)が増えて嬉しいと感じるようになっていきました。
そういえば小学生の時は石けんで洗ってたしなぁ...
黒髪美しい日本の女性の方にはあまり奨められる様な事ではありませんが短髪の男性の方には案外悪くないですよ〜と言ってみたい。

あと、、、
10年くらい前、僕はマンガを1週間に山ほど買っていました。
モーニング
イブニング
ビックコミック・スピリッツ
ビックコミック・オリジナル
ヤング・マガジン
ヤング・ジャンプ
とかとか...
もうね、ゴミの日にヒィヒィ言いながら出していたもんです。
あれは本当にやめて良かった。


日々の生活の中に必要だと思っているモノが案外いらないモノだったりする。

逆に時間は...
無駄だと思っていた時間が実は必要な時間だったりしてね。
あ、これはNEIL AND IRAIZAのWASTED TIMEの歌詞か。

今日もお疲れ様でした。

chabe



爆弾が落っこちる時
何も言わないって事は
全てを受け入れる事だ

いらないものが多過ぎる
いらないものが多過ぎる
いらないものが多過ぎる

許す事が出来る動物 (6.FEB.2012)

昨夜のブログにケイシ君がアンサーしてくれたので、更にそれにアンサーしてみるまるで往復書簡のようなポストをしますね。

自分がうまくいってない時。
気分がアガらない時。
そういう時ほど人が羨ましく思えたり、アラ探しをしたりしません?
そんで、後になってそういう自分を後悔してみたり。

いつの時もなるべくフラットでいたい。
新しく現れたモノやコトに先入観無しで素直な気持ちで反応をしたい。

嫌な思いをする事があっても人間は忘れる事ができるし、許す事ができる。

「許す」という機能は数ある哺乳類の中でも人間しか持っていないのではないでしょうか。驕りからではなく、なんとなくそれは素晴らしい事だなと。

ずいぶん前にケンカした相手と1つ風が吹いたら許す。
そんな人になりたいなぁ。
僕が短気な部分があるのでそういう人に憧れます。
カジくんとかね笑。


今日は岡山のcafe.the market mai maiで櫛引彩香トリオのライブをしました。本当に良い場所と空気の中演奏させて頂きました。岡山の問屋町はまるでRIDDIM SAUNTERがNEW YORKに行って最初にライブをしたCOCO66があるエリアの様でした。
もしくはブルックリンラガーの工場のあたり。大きな古着屋があって路駐の車が縦列駐車をしてたりして似てるなぁって思いました。

また来たい。
mai maiの皆様、本当にありがとうございました。


おやすみなさい。

CHABE

Sunday, February 05, 2012

全ては自分が決める事 (5.FEB.2012)

歳を重ねるごとに強く思う事があります。
正解も不正解も正しい事も間違った事も、ソレをやると決断するのは全ては自分でってこと。

例えギャラがない仕事だろうがヤルって事はそこに意味を見いだした自分がいる。だからこそ、そこに責任をもってハッピーにそれを全うする。とか。


フラっと行くクラブも呑み会も自分が行きたいだけ。
「ただ、やりたいだけ ©PANORAMA FAMILY」
もう、しがらみを気にしてなんかいられないのです。

いつ死ぬかもわからないんだから。

やりたい事をやりたい様に、ただただやっていくだけ。


今日は産まれ故郷、広島で演奏とDJをしました。
中学の時の友人と長く話したりしてキュ〜ンとしました。

おやすみなさい。

明日は岡山に向かいます。


あ、、、
今日古本屋さんで見つけたこんな本を買うのも全ては自分で決めた事。




chabe

Saturday, February 04, 2012

一期一会 (4.FEB.2012)

古着、中古レコード、古本屋、蚤の市、フリマ。
大好きです。

今日は博多のフラっと入った古着屋で真っ赤なシェットランドのセーターを3000円で買いました。

これも1つの巡り会い。

大学生の時に井の頭線に乗っていました。
チャンピオン製パーカーで胸にDEYTON UNIV.と書いてある古着を着ていた僕に髪の毛が少し寂しくなった白人男性が駆け寄ってきてこう言いました。
「NYU」や「UCLA」じゃないのはなんでだ?何故DEYTONなの?
どこでいくらで買ったんだ?

俺の母校の体育着を渋谷で見て嬉しい。って。


笑える話です。


僕がNEW YORKを歩いてて母校のジャージを着てる外人見たらウケるし話しかけるよ。


あ、脱線しそうなので終わりますね。


久々に頭によぎった曲で寝ます。



Friday, February 03, 2012

漏れる急須に明日はない (3.FEB.2012)

絵本、「100万回生きたねこ」で知られる佐野洋子さんのエッセイ"私はそうは思わない"を最近のお風呂本として読んでいます。

僕が昭和のエッセイを好きな理由がこの本にもある。
キリっとしてる批評性と優しい眼差しが同居しているから。
向田邦子然り、山口瞳然り、十三言わずもがな。

「漏れる急須に明日はない」
芸術家面した陶芸家による良いお値段の急須が漏れてどうする!
という1986年の短い文をお風呂で読んで寝るところです。

僕が今日いる博多は一番の冷え込みだそうで外の気温は−3℃。
寒いわけです。


鬼は外、福は内。

おやすみなさい。

chabe

Thursday, February 02, 2012

大人になるということは...(2.FEB.2012)

大人になるという事は年齢を重ねるという事。
その中でいろんな事を失敗したり学んだり泣いたり笑ったりしていくんだよね。
当たり前の事を言っていますね。

20代前半に母方の祖母が他界した。
20代半ばに20年実家にいた猫のマリが他界した。
友達も1人。
それから...
30代になってからは近しい人が1年に1人くらいのペースで旅だっていったように思う。

いつも凄く悲しいのは当たり前なんです。
でもね、、、
誰かがいなくなるその時、、、
僕は両親やもっと近い誰かがいなくなる「もっと悲しい時」への練習なの?って思う事があるんです。
もちろんその瞬間、冷静なワケではないんです。
フっと頭の中によぎる事があるんです。


僕は今41歳です。
大好きな人が突然いなくなってしまうという事を知っている。
当たり前の事が実はとても儚いって事も。
いなくなってしまうのが自分かも知れないっていう事も。

これは暗い話ではないのです。

いつ死んでも良いよって思うくらいに一生懸命生きたいな〜って思っているのです。



すいません。なんだか変な日記ですね。。。


chabe