Monday, February 09, 2009

#40 (9.FEB.2009)


英雄の死 / 山口瞳
昭和61年(文庫化)
(どこか忘れたが525円のシールが...文庫古本に525円は高いなぁ)

入院していた大事な友人の快気祝いの為に梅ヶ丘"美登利寿司"へ。日曜日で予約も受けない事もあり、僕一人一時間前に並んでみた。ロンドナー風に言えばキューイングかな。本を読むようになると並ぶのが特に苦痛ではなくなるから不思議だ。とはいえ冷たい風には辟易したのだけども。
さて、、、
苦痛をともなうと最初からわかっているこういう時に持って行く本選びはとても慎重になる。もしもハズそうものなら苦痛が苦痛でしかなくなるから。そうなると瞳さんか邦子さんという2大アイドルになってくる。何度読み返しても常に新たな発見があるから。実際、保険で持って行った内田裕也は一瞬目を通したくらいだった。

ただ、、、寿司を食う為に1時間半も並ぶなんて瞳さんには笑われるに違いない。

今日この本にしてやっぱり良かったと思ったのは、梶山季之氏が瞳さんの事を親友と書かず心友と書いたという逸話を発見できたから。そしてふと今からやってくる退院したばかりの友人の事を思ったら、寒い中のキューイングもなんだか笑えるし悪くないなと思ったのです。

ほら、やはり再読でも発見する事があるんです。

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