#47 (16.FEB.2009)
夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった / 谷川俊太郎
1975年
(1000円)
なんだか夜に1人でいると人生について考えたり、まだ訪れてはいない不幸についてふと考えたりする事ってないですか? 逆にワクワクするようなアイデアを思いついてしまい寝れなくなってしまったりとか。
でもなんで夜なんだろう? と、また考えてみたり、みんながとっくのとうに寝ている時間に僕は何をやってるんだろうとか、またまた考えてみたり。
インターネットとかテレビは、そういう事を考えなくて済む為の道具かもしれないな。
夜中にこの本をめくりながらそんな事が頭の中をグルグルしていた。
とても好きな詩の中から、今この瞬間にグっときてしまった1フレーズを無粋極まりないと承知の上でここに記しておきます。
真夜中のなまぬるいビールの一カンと
奇跡的にしけってないクラッカーの一箱が
ぼくらの失望と希望そのものさ
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