Thursday, March 31, 2011

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僕は3月14日のblogで「これから、僕達は大きな変化を強いられる事となるでしょう」と書きました。それは勿論震災による被災地への支援の事もあるのですが、それよりも僕が感じていたのは僕達自身の心の問題と電気の事でした。
ずっと昔から「電気使って音楽やってるんだから反原発なんて軽々しく言うな」的な世の風潮がありました。僕はそれをずっと感じてた。今でもそういう事を言う方もおられる。

でも、、、
本当に原子力発電所無しに音楽もできないくらい電気が足りないとはどうしても思えません。それに今やどんな職種も電気が無いと困る。今もこれを電気頼みで書いているしね。

だったら、、、
生活を見直していくしかない。
こないだの「節電」はとても良いシュミレーションになったと思います。暖房なしで厚着して部屋にいるとか、灯りをこまめに消すとか、待機電力を落とすとか、、、全然もっとできる。
そのかわりに計画停電の地域がなくなっても大丈夫にもっていけるはず。
計画停電が行われた地域の飲食関連の方々は本当に大変な思いをされたと想像に容易い。冷蔵庫の食材とかもだけど、まず個人経営のお店が稼ぎ時にお店を開けられない大変さ、よくわかります。
そういう経験をされた方はやっぱり原発がないとダメなのかもって思われるかもしれません。その気持ちも仕方ないと思う。
だけど、、、
「大きな変化を強いられる」
とは自分たちの為に違いない。
今の事故(政府は事故と言わず事象と言う)から解るように、畑の作物や海産物が食べられなくなる方がよっぽど大変な事態を招く事になるのではないでしょうか。全ては1次産業である農家の方や漁師さんあっての事。

勉強不足承知の上なので細かく突っ込まれても困りますが、嫌なモノは嫌。足りない知識はこれから知れば良い。
同じ事を繰り返したり、本当の事が1週間遅れてでてきたり、出てこなかったりするようなテレビのせいで思考停止させられるのだけは嫌なのです。

もう元通りにならなくてもいい。
ならない方が良い。

作った人間が止められないモンスターによる恩恵なんていらない。人間の手に負えない原子力を平和利用なんてできるはずがなかったという証明が今ライブでされてる。

人はみな諸事情あるので「そうしようよ!」なんて軽々しく言えませんが、僕は変わっていきたいなぁと決めました。それにより何か音楽表現に支障がでても工夫すれば新しい別の面白いモノも産まれそうだし。


こんな事書くつもりじゃなかったのにな。
勢いで書いちゃったよ。


MAKE PEACE

CHABE