絵本、「100万回生きたねこ」で知られる佐野洋子さんのエッセイ"私はそうは思わない"を最近のお風呂本として読んでいます。
僕が昭和のエッセイを好きな理由がこの本にもある。
キリっとしてる批評性と優しい眼差しが同居しているから。
向田邦子然り、山口瞳然り、十三言わずもがな。
「漏れる急須に明日はない」
芸術家面した陶芸家による良いお値段の急須が漏れてどうする!
という1986年の短い文をお風呂で読んで寝るところです。
僕が今日いる博多は一番の冷え込みだそうで外の気温は−3℃。
寒いわけです。
鬼は外、福は内。
おやすみなさい。
chabe
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