Saturday, January 31, 2009
Thursday, January 29, 2009
#30 (30.JAN.2009)
STILL A PUNK ジョン・ライドン自伝 / ジョン・ライドン
1994年
(定価)
この本が出た当初に買って読みました。
本なんて無縁な頃だったと思いますが、SEX PISTOLSでドキドキしてた高校生活を過ごしてきた者としてなんか読みたくなったんだろうな〜。あと、当時(今もだが)カリスマであったHF氏がリコメンドしていた事もある。
去年、寝る前の本として読み直してみたらやはり面白かった。
読後、大好きだったマルコム・マクラレンのレコードが2mmほど心から離れたが、まぁそれとこれとは別問題。
なんとなくストーンズとかの自伝が出ても読まないと思う。
STILL A PUNKというタイトル。
CUBISMO GRAFICOの"STILL PUNK STEEL PAN"の元ネタでございます。すいません。
「レゲエは大好きだが自分のカルチャーではないからやらない」と言ったこの人の言葉をどう受け入れればいいのか、僕はまだわからないでいます。
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#29 (29.JAN.2009)
旦那の意見 / 山口瞳
1977年
(下北沢 無人本屋にて200円)
うお〜〜〜!!!
とディスクユニオンで叫びたくなるような「引き」をした事がある方ならば解るあの喜び!再び!
詳しくはコチラで。
瞳さんハードカヴァーは初版が欲しい。
結局、収集癖が何かから何かに移っただけじゃん。と言われそうだが、その通りだ。認めます。
RDMケイシも彼のブログで書いているが、僕も20代と30代前半は読書なんて全く興味なかった。毎日買ったレコードを聴いたり遊びに出てたりするのが忙しくて忙しくて。とてもじゃないが本なんて読んでる時間は無かった。僕と一緒に新幹線や飛行機に乗った事のある人ならわかると思いますが、以前は乗った瞬間、駅を出る前、飛び立つ前には既に寝てました。で、起きたら目的地に到着してるという感じ。
3年前くらいから突如音楽とは別の「何か」を得たくなったのです。
好奇心とでも言いましょうか。
どうせならオモロいおっさんになりたいとか、そういうのもあるかも。
あ、でも決してインテリっぽい感じではないです。
ダメダメな本も漫画も雑誌も好きなので。
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Wednesday, January 28, 2009
#28 (28.JAN.2009)
下流志向 / 内田樹
2007年
(恵文社店長から頂きました)
サブタイトル
学ばない子どもたち
働かない若者たち
え〜!
学べよ〜。
働けよ〜。
サヴァイヴしろってんだよ〜。
人生は楽しいし、もちろん辛い。
そんなもんだってばぁ!
醜いが美しい人生もある。
テレビを捨てて本を読も。
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Tuesday, January 27, 2009
#27 (27.JAN.2009)
パラレルな世紀への跳躍 / 太田光
2003年
(BOOK OFF 800円)
この人も爆笑問題も以前はあまり好きでは無かった。
ブロスでの文章以外は。
最近はそういう気持ちもなくなり、好きでも嫌いでもない。
ヴォネガット"国のない男"を広めた人だと思うと、尊敬します。
この本には、たまに目から鱗が落ちるような発想の文章があり、ついついなるほどなぁなんて思ってしまい面白く読めました。
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#26 (26.JAN.2009)
つきほし / 長崎訓子★福田里香
2003年
(頂きもの)
僕の好きなもう一人の訓子(クニコ)さん。
長崎訓子さんの絵が好きだ。
可愛いがどきっとする毒もある。
月に美しい匂いがあるのか!
嗅ぎたい!
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#25 (25.JAN.2009)
「ひとつ村上さんでやってみるか」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける490の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?
/ 村上春樹
2006年
(定価)
長いタイトルの質問本「緑」。
青とオレンジもある。
一時、村上春樹のエッセイを読みあさった頃にこれも読んだ。
この人のこういうのを読むと、ドーナツとビフカツが食べたくなり、ビールが呑みたくなり、久々にJAZZのレコードに針を落としてみようかなとか思ってしまう。
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#24 (24.JAN.2009)
アインシュタイン150の言葉 /
ジェリー・メイヤー&ジョン・P・ホームズ編
1997年
(定価)
瞳さんと邦子さんの本ばかり愛読する毎日です。
が、時々事務所に置いてある昔買った本に手を伸ばし作業の合間の休憩にパラパラめくっています。これもその類い。いつどこで買ったか全く憶えてないが、いかにも若い頃の僕が買いそうな本だと変に納得した。
もの凄い天才と知りながら、ついつい核兵器の産みの親とうがった見方をしてしまうのは愚かであるが、結局誰かの手によって作られたのであろう。そんな科学者の「より前に」を証明するかのような次の文章が、印象に残る。
賞賛による堕落から逃れる方法は、ただひとつ。仕事を続ける事である。
人は、立ち止まって賞賛に耳を傾けがちであるが、
唯一なすべきは、賞賛から目をそらし、仕事を続けること。
それ以外の方法はない。
アルバート・アインシュタイン
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Friday, January 23, 2009
#23 (23.JAN.2009)
瞳さんと / 山口治子 (聞き書き 中島茂信)
2007年
(下北沢古書ビビビ 850円)
昨日に続き、瞳さん親族本。
山口夫人による瞳さんの想い出。
若かりし頃の瞳さんに触れたような気になれるのが嬉しい。
「瞳さんの事が好きで好きでいっしょにすごしてきただけの私でしたが、私の一生は幸せいっぱいだったと思います」
と言わせ、
「僕は幸せな夫だ。それから、きみは世界でいちばん素敵な夫を持った妻なんだよ。信じてください」
と言える。
瞳さんはカッコいい。
--------
余談その1
この本の装丁はまるでRAMONESの1stのようなパンクロックのレコードの様にかっこいい。モノクロの写真と赤帯黒文字、かっこ良過ぎる。
余談その2
それにしても古書ビビビは瞳さんのハードカバーが充実している。少しづつ集めていかねばと思っています。
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Thursday, January 22, 2009
#22 (22.JAN.2009)
山口瞳の行きつけの店 / 山口正介
2007年
(下北沢古書ビビビ 700円)
息子さんから見た父、山口瞳。
くぅ〜、、、良い本。
瞳さん仲間であるTOE山ちゃんやRDMケイシは読んだかな?
これを読んで自由が丘の居酒屋「金田」に集まりましょう。
瞳さんの金田仲間には伊丹十三さんもいて嬉しくなる。
面白いと思う人はきっと繋がっているんだなと。
帯に書いてあるように
「ヒトミさんのファンなら見のがせません」
これからはヒトミさんと呼ぶ事にしよう。
向田邦子はクニコさん。
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#21 (21.JAN.2009)
パトワ語ハンドブック / イヴォンヌ・ゴールドソン
1998年
(定価)
これも何で買ったんだ笑。
英語のJAMAICA訛りがパトワ。
それのカンタン辞書。すごく面白いです。
今日、ジャマイカに住んでいたパトワを喋れる友人MARTIN KINOOが言っていたが、パトワその物の存在が危ぶまれているらしい。現地では若者が綺麗な英語を話してるようである。MTVやアメリカンドラマがテレビでひっきりなしに放送してるからのようである。そういえば、日本でもここ最近は訛りが薄くなってきてるような気がする。パトワとか訛りの文化って凄く良いのに。
なくならないで欲しい。
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#20 (20.JAN.2009)
「たからもの」って何ですか? / 伊勢 華子 (編・著)
2002年
(PBC 定価)
こどもの絵は凄い。
何年か前にNHKでやっていた世界の児童の絵を集めた展覧会を観にいった事があるが身震いするくらい感動した。
この本はそれと「たからもの」でできてる。
ドキっとしたりキュンとしたり。
こどもはいつも可愛い。
時に憎たらしい。
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#19 (19.JAN.2009)
てるてる坊主の照子さん(上.中.下) / なかにし礼
平成15年
(下北沢ドラマ 各100円)
中が見当たらない。
めずらしく小説。(でも半分はノンフィクションか)
これ、なんで買ったんだろう。
作詞家さんが書いた小説だからかな?
とにかく「何でも良いから読みたい期」だったのが本当のとこだと思う。
NHK連ドラ観てなかったがこれを読んで凄く観たくなった。
昭和の日本の事が書いてある本が好きなんです。
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#18 (18.JAN.2009)
問いつめられたパパとママの本 / 伊丹十三
昭和43年
(下北沢の本屋で定価)
2006年くらいだったと思うが伊丹十三が友人の間で少し流行った事があった。
「空はなぜあおいの?」の答えが知りたければどうぞ。
とても可愛らしい本。
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#17 (17.JAN.2009)
ガラスの地球を救え / 手塚治虫
1996年
(460円)
ヴォネガットの"国の無い男"と同じく死が近いとこにある事を知っている人が本音を語っているような文章に胸を射抜かれる。多くの人に読んで欲しい。いや、それよりも教科書化すれば良いのにと思う。
最初、片山ゆうご君に借りて読んで自分でも買ってしまった。
ゆうご君ありがとう。
Amazonのカスタマーレビューを読んでください。僕のよりずっとマシなので。
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#16 (16.JAN.2009)
そら色の窓 / 佐々木美穂
2004年
(頂いたか、買ったか、、、すいません)
僕はイラストレーターであるこの方の大ファンです。
15年くらい前から。
作品も文章も大好きなのです。
コラージュ作品を初めて見た時は凄すぎて声を失った憶えがあります。
この本は随筆とイラストが一度に楽しめます。
久しぶりに美穂さんに会いたいなぁ。
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#15 (15.JAN.2009)
どんな人生にも雨の日はある / 景山民夫
1989年
(100円のシールはあるが買った場所は忘れた)
この方のエッセイを読んでいつも思う事がある。
自ら命を落とすような人では無いと。
いつの時も毒とユーモアを両の手に持ち、ラジカルを地でいった人。
この本はタイトルがとにかく好き。
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#14 (14.JAN.2009)
散歩のとき何か食べたくなって/ 池波正太郎
昭和56年
(BOOKOFF 300円)
こういう類いの本が好き。
そして京都に行ったらこの本に書いてあるように過ごしてみようとか妄想するのが大好き。結局はそんな時間なく慌ただしくリハして本番、またはDJとか。
あとは戦前〜戦中〜戦後の東京の風景描写とかに強く惹かれる。
時代物小説には全く興味がないのですが、池波正太郎は山口瞳と同じくお酒や旨いものの先生だ。
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Tuesday, January 20, 2009
#13 (13.JAN.2009)
Run! LINUS 走れ! ライナス
Thumb Sucking LINUS おしゃぶりライナス
BUMP!! LINUS ゴッツン!! ライナス
TSURU PEANUT BOOKS series / CHARLES M. SCHULZ
谷川俊太郎・徳重あけみ 共訳
(どこで買ったかわすれた)
ツルコミック、ライナス3部作。
10年ぶりに自分にやってきたスヌーピーブーム。
いろいろな本を読み直しています。
一時は全て手放そうと思った時もあったが売らなくて良かった。
それよりもツルコミックをヤフオクでコンプリートしようかと思う始末。
いや、しませんけども。
少ない文字と単純な線だからこそ、いろいろな事を思いながらページをめくるのです。
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#12 (12.JAN.2009)
佐藤雅彦全仕事 (広告批評の別冊 (8)) / 佐藤雅彦
1996年
(ヤフオクにて1000円くらい笑)
RECORDINGエンジニア、そしてQ;indiviというユニットをやっているTという男の家にてチラ読みしハマった。凄い人だとはなんとなく思っていたが本当に凄い人だったと実感した。
天才ってこういう人なんだなぁとボヤっと思う。
やはり初期CM作品が圧倒的に面白いし好きだ。
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#11 (11.JAN.2009)
ビートルズ全詩集 / THE BEATLES (内田久美子 訳)
(どこで購入したか忘れた)
NEIL & IRAIZAで初めてちゃんとした作詞を始めた僕にとって教科書のような一冊。「引用したか?」なんて聞かないでください。
してません。できません。
しかし、この内田久美子さんの訳詩には多くの影響を受けました。
ビートルズの訳なんていうそら恐ろしい仕事をやっているだけでも凄いのに、美しい言葉でもって一言あるに違いないファブ4フリークスを黙らせたのですから凄いとしか言えない。
もちろん「俺ならこう訳すぜ」という人が多くいるのは承知の助ですが。
僕はIN MY LIFEが大好きです。
この本は今だに教科書だし、お守りみたいな本だ。
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Tuesday, January 13, 2009
#10 (10.JAN.2009)
東京ファッション・ビート / 佐山一郎
昭和62年
(幡ヶ谷の古本屋 100円)
1980年代にあったDCブランドの裏側が写真を交えて書かれている。
すごくしょうもないけど読むとなんか笑える。
バブル前夜〜絶頂までの東京の雰囲気も垣間見えて懐かしいような恥ずかしいような。
誰かにオススメしたりは絶対にしないし、僕自身も読了する事はないだろう。そういう意味でも微妙なトイレ本。
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#9 (9.JAN.2009)
PUSH / 横尾忠則
1972年
(恵文社店長からの頂きもの)
本当にラジカルでかっこいい。
たまたまなのだが、僕がハマりまくっている向田邦子との意外なつながりをwikiでつい先ほど発見した。
「向田邦子脚本によるテレビドラマ『寺内貫太郎一家』(1974年・TBS)では、倉田という謎の多い人物を演じた」らしい。
こういうのって最高だ。
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Sunday, January 11, 2009
#8 (8.JAN.2009)
男どき女どき / 向田邦子
昭和57年
(BOOKOFF 105円)
おどきめどき。
前半は短編小説なので未読。
後半のエッセイのみ読みました。
(こごと)を叱言と書くとか、遥拝(ようはい)という言葉を知るのに最適。
面白い教科書のように読んでます。
向田邦子と山口瞳は僕の先生です。
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#7 (7.JAN.2009)
世界の名言100選 / 金森誠也監修
2007年
(品川駅キオスク 552円)
「ソクラテスからビル・ゲイツまで」の中にキリストもチョムスキーもザビエルも孔子もマッカーサーもレーニンもキュリー夫人もいる。
一日一言、トイレで読めます。
「進撃命令が出たというだけの理由で破滅に向かって断固として歩みだす必要はない」
チョムスキー、かっこいいぜ。
帯の一文はパスツールによる
「偶然は準備のない者に微笑まない」
悔しいがドキっとしちゃうんだよなぁ。
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#6 (6.JAN.2009)
LES JOURNEES DE MAI
1968年
(パリ,ヴァンヴ蚤の市 値段忘れた)
事務所の大掃除中に出てきた、1968年パリの「5月革命」のドキュメント写真集。
4月21日から時系列で写真が掲載されていてページをめくる度にドキドキします。
なにより、街にスプレーで描かれたスローガンと学生達がかっこいい。
この写真集の中の写真をMINIというアルバムのCDを開いたとこに使った記憶がある。
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#5 (5.JAN.2009)
幕末維新タブー伝説
2008年
(心斎橋のコンビニ 600円)
ツアー中についつい買ってしまう、この手のトンデモ本。
これ系と入浴剤と水とビールを買うのが打ち上げの帰りのお決まり。
ホテルの風呂でシャワーカーテンの匂いに辟易しながら読むのが好き。
ヤクザ親分さんによる任侠モノ。
オーパーツや宇宙人モノ。
言ってしまえば、内容はどうでもいい。
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#4 (4.JAN.2009)
夜中の薔薇 / 向田邦子
1984年
(BOOK OFF 300円)
2008年の自分内事件のNO.1は向田邦子の随筆に出会った事だ。
1ヶ月の間にほとんどのエッセイを読んだと思う。
この「夜中の薔薇」の中に朝日新聞に連載していた凄く短いコラムがいくつか収めてあって、それが本当に好きだ。
ここに書き写したいくらいに良い。
「心にしみ通る幸せ」というわずか1ページにも満たない文章があったからこそ、本紹介を始めてみようかなと思ったのです。
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#3 (3.JAN.2009)
アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない / 町山智浩
2008年
(品川駅の本屋 1000円)
2008年12月末に行った神戸の行き帰りの新幹線で一気読み。
えええ!? と思うような内容ばかりだけど、トンデモ本の類いではなくひたすら事実が書かれている。面白いので友人のタダアキ君に薦めてみた。
これ、今こそ多くの日本の若者が読むべきかも。
驚きをとっくのとうに過ぎて笑えた。(でも凄く怖くもある)
そういう意味ではブッシュの妄言集にちかい。
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#2 (2.JAN.2009)
私自身のアメリカ / 池田満寿夫
昭和48年
(幡ヶ谷の古本屋 550円)
画家、池田満寿夫による随筆集。
こういう本が一番好きだ。
寝る直前とかトイレとかで読んでいる時に幸せを感じる。
まだ読了はしていない。パラパラ読みだから。
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#1 (1.JAN.2009)
民族世界地図 / 浅井信雄
平成9年
(BOOKOFF 105円)
「パレスチナ人というアイデンティティ」という項を読んで、とても解りやすくガザで起こっている事のそもそもの発端、というか簡単な流れを知る事ができた。
日本のニュースはイスラエルが国家でハマスがゲリラというような短絡的な扱い方をしているように見えるが、そんなに単純な事じゃないはずなのに。
最近、民族と民俗学とかとても興味がある。
しかし、本当に戦争は嫌だ。
それって普通ですよね。
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